リリーの薔薇園「新年八方茶茶会」レポート

リリーの薔薇園「新年八方茶茶会」レポート

ここ数年のお茶ブームをうけ、

美容に健康に効果が期待できる中国茶にも

今熱い視線が集まっています。

とはいっても、中国茶も千差万別。

中華街で見られるような粗悪なものもあれば、

洗練された現代の中国でこだわり抜いて栽培されたものまで、

その質にはかなりの幅があるものです。

本当にいい中国茶に出会えるのはやはり専門店。

蔵前にあるこの「リリーの薔薇園」は

日本でも数少ない中国茶専門のお店です。

中国から来た“お茶大好き”女子の徐(じょ)さんが、

日本に中国茶をもっともっと広めたい!の一念ではじめられた

ティールームとショップとカルチャールームが併設されたサロン形式のお店は、

センスあふれる中国茶カルチャーに満ち溢れていて、

時間が経つのを忘れてしまいます。

ティールームでは有機中国茶をメインに

看板商品の有機プーアル茶をはじめ、様々な茶葉でお茶を楽しむことができます。

ショップスペースには、茶葉だけでなく、

徐さんが中国で厳選した中国茶器や茶道具も販売!!これが可愛い!!

そして、カルチャールームでは、「中国茶講座」をはじめ、

季節のお茶会もひらかれています。

今回取材したのは、「八方茶」のお茶会。

中国茶と漢方素材から8種類の具材(八種類の宝)をブレンドします。

薬膳茶に近く、カラフルな色合いが見ているだけで気持ちがアップ!

縁起がいいので、中国では2月15日の旧正月によく飲まれるのだそうです。


パーリィテラスから
藁品真代さん、田島優子さん、家城利奈さんに体験レポーターとして参加いただきました。

ベースのお茶が違えば、同じ具材を入れても
まったく違った風味に。

龍眼(疲労回復・食物繊維豊富)や陳皮(気を整える)など
薬膳系のブレンドを楽しむ田島さん。

美肌効果の高い薔薇の花冠や花蕾を多くブレンドした
家城さんと藁品さん。
中国茶の正しい飲み方にチャレンジ。
お猪口より2回り大きい茶器は片手で持ち、
熱々のうちに3口で飲み切るのだそう。

「自分で好きなブレンドができるのが楽しかった」

「具材の種類がびっくりするくらい多い」

「日本茶と違って何杯も飲めるし、

風味の変化を楽しめる」

などなど、レポーター3氏の感想はさまざま。

中国三千年の歴史から生まれた中国茶の文化は

想像していた以上に奥深いものでした。

日本茶とともに日常生活に取り入れてみると、

楽しみも広がり、また健康や美容にもプラスになるのではないでしょうか。

リリーの薔薇園では、中国茶マイスターがいろいろな質問に答えてくれます。

「リリーの薔薇園」

東京都台東区蔵前3-1-11

tel:03-5829-8548